2013年11月2日土曜日

計算ミス対策(20)計算式を目が「書ける」ように書く

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http://schoolhmath.blogspot.jp/2013/11/blog-post_3.html
直らないケアレスミスを確実に減らす5つの対策!~ミスを軽く考えていませんか?

「ミスノート(間違いノート)」を作る。

「ケアレスミスをなくす、解けない問題をなくす有効な方法」
(1)「大学受験の勝ち組では比較的当たり前の様に作られている間違いノートですが、意外と知らない大学受験生は多いようです」
「間違いノート」を作るのが良いと思います。

《計算ミス撲滅!ミスノート作成のすすめ①》
①計算ミスを起こさないような計算方法のフォーマットを考える。


 それと、もう1つ大切な事。
(2)誰でも計算ミスをします。
 そのため、
「試験中にいかにしてそのミスを発見してリカバリするか」
という技術を学ぶことが大切だと思います。
 試験中にミスを発見するには、自分の計算のプロセスを自分で読み返して、計算を素早くたどれるように計算式が問題用紙(できれば計算用紙があるのが良い)に記載されている必要があります。
 「素早く」という意味は、時間を食うプロセス(暗算等?)がいらずに、直ぐに計算をたどって思考が流れるように式が記録されている、
ということを意味します。
 そのようにとぎれなく読めるように式が書いてあれば、その式を高速に目でたどって、素早く計算ミスを発見できます。

(どこまで書けば良いのか:)
 最善の式の記述は、書いてある式を目だけで「(手を省いて)書いて」たどれるように式が書いてあればベストです。「目が式を変形したいところ」が式の変形として書いてあれば、目が迷わずに「目で式を書いて」たどれます。
(式と式の間の式の変形箇所はあまり多く無い方が、目が「書いて」たどりやすいです。)
 根拠無く式が変化した計算ミス箇所は、目が式を書いてたどることができませんので、そこでつっかえることで計算ミスが発見できます。

 そのように式をもれなく記録するコツは、
「計算は手と目がするもの」ぐらいに考えて、「自分(自分の頭)は、自動的に動く手と目がする仕事の仕事ぶりを監督する」
ぐらいに考えて、手と目が頭に負担をかけずに仕事をする体制を整えれば良いと思います。

 要するに、頭はサボって計算して良いと思います。頭のする仕事は、(1)手と目が良い仕事をするように日ごろからプログラミングすることと、また、(2)計算ミス対策などの急な仕事だけを頭がすれば十分と思います。

(これは、とんでもない計算ミスをすることが多い人にお勧めの技術です)


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